- 10月 8, 2026
不妊治療は何歳まで保険適用?年齢制限と回数制限を解説
こんにちは。東京ARTクリニック事務部です。
今回は、不妊治療は何歳まで保険適用?年齢制限と回数制限についてご紹介します。
「不妊治療は何歳まで保険で受けられるの?」 「40歳を過ぎると、治療できる回数が変わる?」 「43歳になったら治療はできないの?」
不妊治療を考える中で、年齢と保険適用について気になる方も多いのではないでしょうか。
現在、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療には、保険適用となる年齢と胚移植の回数に一定の制限があります。
今回は、不妊治療の保険適用における年齢・回数制限について分かりやすく解説します。
不妊治療の保険適用には年齢制限があります
体外受精・顕微授精などの生殖補助医療を保険診療で行う場合、治療開始時点で女性の年齢が43歳未満であることが要件となっています。
※治療開始時点とは「体外受精に向けて治療計画を作成した日」
また、治療を開始する年齢によって、保険適用で行える胚移植の回数も異なります。
| 治療開始時の女性の年齢 | 胚移植の回数 |
| 40歳未満 | 1子につき6回まで |
| 40歳以上43歳未満 | 1子につき3回まで |
つまり、40歳と43歳が大きな区切りとなります
なお、この回数制限は「採卵の回数」ではなく、胚移植の回数です。
ポイントは「治療開始時の年齢」
年齢を考えるうえで大切なのが、何歳のときに治療を開始したかという点です。
たとえば、39歳で治療を開始し、その治療の途中で40歳の誕生日を迎えたからといって、すぐに「6回から3回に変更される」というわけではありません。
また、42歳で治療を開始し、治療の途中で43歳になった場合についても、年齢だけを理由に、その途中で直ちに保険診療が終了するという考え方ではありません。
ただし、新たな治療計画を立てるタイミングなどによって取り扱いが異なる場合があります。
40歳・43歳の誕生日が近い方は、今後の治療スケジュールについて早めに医師へ相談しておくことをおすすめします。
2人目の治療では回数がリセットされます
胚移植の回数制限は、1子ごとに設定されています。
たとえば、保険診療で胚移植を行い出産し、その後2人目の妊娠を希望して治療を開始する場合には、胚移植の回数を改めてカウントすることができます。
その際も、次のお子さんを希望して治療を開始する時点の年齢によって、
- 40歳未満:6回まで
- 40歳以上43歳未満:3回まで
となります。
43歳を過ぎたら不妊治療はできない?
「43歳以上になると不妊治療ができない」という意味ではありません。
43歳という年齢は、あくまで生殖補助医療を保険診療で行う際の年齢要件です。
43歳以上の場合、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療は原則として自費診療となります。
年齢を踏まえて治療計画を考えることも大切です
不妊治療では、年齢によって保険適用となる胚移植の回数が変わります。
特に40歳・43歳の誕生日が近い方は、治療を開始するタイミングによって保険適用の回数や治療費が変わる可能性があります。
一方で、不妊治療は年齢だけで一律に治療方法を決めるものではありません。
卵巣機能やこれまでの治療歴、現在の状態、ご希望などを踏まえながら、一人ひとりに合わせて治療方針を考えていくことが大切です。
治療方法について気になることや迷われていることがあれば、お気軽に医師へご相談ください。
肌寒く感じる日も増えてきましたね。 季節の変わり目ですので、どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。